2022第8回空道北海道地区友好交流大会
令和4年11月27日(日)
場所:遠軽町武道場
先日、遠軽町武道館にて行われた「2022第8回空道北海道地区友好交流大会」のレポートです。
北海道地区もコロナの感染拡大で各大会を中止せざるを得ない時期があり約3年振りの開催になります。
そして今大会は、長田塾長をお迎えしての特別な大会となりました。
北海道オホーツク地区には初めてとの事で、想えば先代の東 孝塾長が20数年前に1度だけ来て頂いた事がありまして、何か考え深いものがありました。当時の事を思い出します。故東塾長に登って頂いた街のシンボルでもある願望岩(高さ80㍍の一枚岩)に長田塾長にも足元の悪い中登っていただきました。(心よく了承してくれました)汗
大会前日には夕方から長田塾長の特別講習会を実施していただき、約二時間半、正座・礼・体操・基本稽古等をしっかりとわかりやすく教えて頂きました。
正しい礼・正座の仕方や体操・基本稽古の身体の使い方などを丁寧に教えて頂き参加された北海道地区の塾生は大変、勉強になったと思います。
大会当日は北海道地区から多くの出場者が集まりました。
しっかりと感染予防対策(検温・消毒等)を受け付けでして頂きまして、下は幼児の部から上は一般・シニアと全11クラス約45名の参加者になり数名程コロナ関係でやむを得ずに辞退した方もいましたので、いつもよりは参加人数も少なく感じました。
試合の方は幼児の部から始まりU9~16と一般・シニアと熱戦が繰り広げられました。初めて出場する選手からベテラン選手まで、どれも良い試合でした。
幼児の部は可愛くてついつい目を細めてしまうような、U9~16に関しては迫力ある技の攻防でした。全日本ジュニアを終えた選手も出場していて、大変見応えのある試合でした。
一般・シニアの試合は18歳20代30代とシニアに関しては30代前半と若い世代なので、混合での試合を組み合わせしました。
一般の試合ともなるとまた迫力が違ってきます。
生足で蹴る・空道マスクを叩く音が会場に響き渡り凄い迫力です。
自分が主審をして印象的だったのが18歳中上悠太朗(小樽)が相手のマスクを叩き割るアクシデント発生….もの凄い音が…幸い両者共ケガは無く良かったですが、それから効果・ダウンを奪い一本、決勝でも効果優勢勝ち、優勝と少年部から一般に上がって間もないですが対応力がすごいと感じました。
全試合を通して大きな怪我も無く無事終了できて本当に良かったと思います。
最後の長田塾長からの大会総評も良い評価をしていただきありがたく存じます。
長田塾長が言われた東塾長が作り残してくれた武道をもっと良くして、これから先100年200年後の後世に残せる様な武道を築いて行きましょうと言われていました。
私達も次の世代にしっかりと伝えて行かなければならないと思います。
長田塾長には遠路はるばる北の果てオホーツクの地に来て頂いて感謝申し上げます。
また、来られる事を願います。
長田塾長を今大会にと提案・実施して頂いた帯広支部飛永支部長、総本部事務局長 誠にありがとうございます。
北海道地区の各支部長・役員・お手伝いして下さった御父母の皆さんありがとうございました。
次回もこの友好交流大会が開催出来るように精進して行きます。
押 忍
紋別支部 菊地