2018.9.27   第66回大道塾関東地区交流試合レポート第2弾

関連記事:第66回大道塾関東地区交流試合 試合結果

平成30年9月2日(日)、台東リバーサイドスポーツセンターにて「第66回大道塾関東地区交流試合」が開催された。

ジュニア部門ではU6からU16までの7カテゴリーに、20の支部から52名が参加。

熱戦を繰り広げた。

特に低年齢層の選手が多く、U9では全カテゴリーを通じて最多の19名がエントリー。体重により2クラスに分けての開催としたほどだった。

低年齢層のジュニア部門では、同じ年齢であっても体格差が大きく、技術の高い小さな選手がなかなか優勝できないようなケースもよく見られることを考えると、望ましいこととも言える。

北海道・東北の後を追う立場の関東地区としては、他カテゴリーも選手層が厚くなっていくことに期待したい。

試合そのものの概観としては、技術レベルの高さと、試合ルール・礼法の定着度の低さが目を引いた。

相手の蹴りをかわしてからの反撃や、つかんでの打撃など、ジュニア世代にも「空道」の闘い方が浸透していることには驚きを覚えた。

これは全支部に共通して言えることだと思うが、強いて言えば総本部の近年のレベルアップは凄まじいものがある。やはりジュニア上がりの職員・寮生の指導が成果を挙げているのだろうと思われる。

僭越だが、各支部長方には積極的に学んでいただきたい。

一方、基本的なルールや礼法が身についてない選手が散見されたことは残念である。

閉会式で渡辺慎二 浦和他支部長が仰った通り、礼儀が出来ている選手が成績を残していると思われる。

交流戦ということもあり、あまり指摘はされなかったが、ローキックの連打や顔面パンチなど、特にトーナメント序盤では多く見受けられた。

また、礼法が間違っている、所定サポーターの着用がないなど、各支部の努力で無くせる指摘もある。

やはり各支部の努力に期待したい。

しかしながら、全体を通してハイレベルと言っていい試合だったと感じた。

押忍

吉祥寺支部  小野 亮

2018.9.25   第66回関東地区交流試合レポート

関連記事:第66回関東地区交流試合 試合結果

2018年9月2日(日)大道塾 第66回関東地区交流試合が開催されました。

加藤先生より仰せつかりまして僭越ながら、大道塾行徳支部 新出勝治が

一般部及びシニア交流戦試合をレポートをさせて頂きます。

 

今大会で見どころとしましては、①主審含む三審制での試合 ②シニアクラスで活躍する強豪選手の一般部への挑戦

ではないかと個人的に思いました。

主にシニアクラスの選手の一般部への挑戦についてレポートしたいと思います。

本戦時間シニアの2分に対し一般部は3分 延長はシニア1分30秒に対し一般部は3分と本戦と同等の試合時間。

年齢的なスタミナ面に加え、日々仕事に追われ練習時間を確保することが難しいであろうシニアクラスの選手が、

一般部へ挑戦するということは、その想い以上にエントリーに勇気が必要だと察しました。

そんな中、注目選手は何と言っても一般部への挑戦するシニアクラス全日本王者3名です。

2017年シニア軽重量級王者 中村竜太郎選手(御茶ノ水 49)

2018年シニア中量級王者 平田祐二選手(浦和 48)

2018年シニア重量級王者 寺門勝利選手(草加 46)

 

2016年全日本シニア超重量級の決勝以来2年ぶりの試合復帰を果たした平田祐二選手(浦和 48)は、

2018年の全日本シニアで見事優勝復活されましたシニアクラスの強豪選手です。

今回は一般空道ルール-250へ挑戦されました。

準決勝で山本英貴選手(川崎 30)に敗れはしましたが、ハードな稽古を積んで試合に挑まれたんだなぁと感じる動きで、右パンチの強さと組んだ時の力強さは衰え知らずでした!

優勝されました山本英貴選手(川崎 30)が一回戦で放った左ハイキックの切れ味が凄くて印象に残りました。

 

一般空道ルール+250には中村竜太郎選手(御茶ノ水 49)と寺門勝利選手(草加 46)

そして、エフェヴィカ雄志選手(練馬 18)の3名のブロックとなりました。

シニアからの挑戦者と正反対に一般部エントリー最年少選手がそれを迎え撃つという形になり、

観戦する側にとっては楽しみでならないカードとなりました。

 

中村竜太郎選手(御茶ノ水 49)と寺門勝利選手(草加 46)、注目選手2名の直接対決!

共に遠い間合いから素早く間合いを詰めて攻撃するそのスピード感は圧巻でした。

試合は中村竜太郎選手(御茶ノ水 49)に軍配は上がりましたが、寺門勝利選手(草加 46)の身体つきが

2018年全日本シニア重量級で優勝された5月の時よりも、大きな身体が更に大きくなっておりました。

全日本大会以後、フィジカルを鍛え直してこの交流戦に挑まれたんだと感じました。

 

中村竜太郎選手(御茶ノ水 49)の2試合目は壮絶な試合となりました。

対戦相手でありますエフェヴィカ雄志選手(練馬 18)の全身バネのような躍動感溢れる動きで、

左のロー、スーパーマンパンチ、タックルと自ら積極的に攻撃し、

羨ましくなる身体能力の高さで優位に試合が進んでおりました。

しかし、グランドでの攻防で上からの極めで効果を奪い返した中村竜太郎選手(御茶ノ水 49)、

最後は向かってくるエフェヴィカ雄志選手(練馬 18)へバック肘をカウンターで合わせダウンを奪い、

2勝となり一般空道ルール+250で優勝に輝かれました!

自らの年齢「49歳」を選手宣誓時に組み込まれた中村竜太郎選手(御茶ノ水 49)。

その意図を試合内容そして試合結果で示されましたことに敬服致しました。

 

今回の交流戦にエントリーされました選手の平均年齢は一般部33.0歳、シニアクラス45.2歳でした。

シニアクラスからの挑戦者もいた為、一般部の平均年齢は30歳超えました。

そしてシニアクラスの経田武志選手(高尾 61)が最年長エントリーでした。

シニアクラスから一般部に挑戦する勇気もさることながら、年齢に関係なく試合場に立つ経田武志選手(高尾 61)

の闘争心にも凄みを感じました。

そして、年齢問わず挑戦の門戸が開かれている「空道」という競技に一層の魅力を感じました。

 

私事ではございますが今回は主催支部所属の塾生として交流戦の係員として携わらせて頂きました。

実際に係員としてタイマー係や大会準備、片付けなど諸々の仕事をするにあたり気づきがありました。

大会にエントリーしている時は試合に勝つことに集中しており、周りが見えておりませんでしたが今回、係員として

学べたことは、たくさんの人の協力のおかげで試合に集中できる環境が整えられているということです。

試合には出場しませんでしたが、私自身、実りのある交流戦となり次の目標に向かって進むエネルギーを頂戴しました。

 

最後になりましたが今回、行徳支部の先輩、シニア軽量級の甲斐博之選手(行徳 48)、

一般空道ルール-240では田中龍太郎選手(行徳 30)が優勝致しました。

試合までの日々を一緒に稽古してきた同門の先輩や仲間の活躍に大きな刺激を受けた1日となりました。

押忍

行徳支部  新出 勝治

2018.9.25   第55回大道塾東北地区交流試合レポート

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第55回大道塾東北地区交流試合レポート

2018年9月9日(日)
登米市中田B&G海洋センター 武道場

9月9日宮城県登米市中田町で第55回大道塾東北地区交流試合を開催いたしました。

世界大会前なので参加者22名と少数でしたが皆、正に少数精鋭と言えるメンツが覇を競い合いました。

その中でも見ごたえがあったのはやはり一般無差別!!

決勝リーグに勝ち上がりしは全日本常連の仙台東、伊藤俊!! Jrより覇を唱えし小野葉嗣!!秋田より帯白の刺客、伊藤誉紀!!

決勝リーグ1戦目 仙台東 伊東俊 VS 秋田 伊藤誉紀!!

伊東俊のパンチから組み、投げ、マウントパンチ、腕ひしぎの流れる様の1本勝ち!!

決勝リーグ2戦目 秋田 伊藤誉紀 VS 塩釜 小野葉嗣!!

パンチの乱打かと思われた矢先!!閃く小野葉嗣の必勝の左上段廻し蹴り!!1本勝ち!!

決勝リーグ最終戦!! 仙台東 伊東俊 VS 塩釜 小野葉嗣!!

唸るか!!伊東の豪腕!! 斬るか!!小野の上段!!

この戦いは永く続くかと思われた・・・が!しかし!!

伊東はその蹴りをもらいつつその刹那!勝機を看破した!!小野の右上段の喰らいつつ蹴り足をキャッチ!!

そこからの・・・

豪腕右ボディーストレート!!!

ベテランの貫禄を魅せる1本勝ち!!!!

一般無差別優勝 仙台東 伊東俊!!それは空道の体現!!寝て良し、立って良し!!

準優勝 塩釜 小野葉嗣 無差別に通づる若き軽量級!!

第三位 秋田  伊藤誉紀 未だ帯白!思いを重ね次世代へと!!

今回初めての試合運営を経験させていただきました。

進行では右往左往でしたが、登米支部の運営スタッフの多大なる協力や塾長夫妻、東北運営委員長、

支部長方々、審判員方々の暖かいご助言を頂きましてなんとかかんとか形に出来ましたことを御礼申し上げます。

その後に行われました、登米支部40周年記念祝賀会も盛大に行わせていただき、合わせて塾長御夫妻、支部長方々

ご参加された全ての皆様に感謝申しあげます。

これからも大道塾、空道の力になれるようかなり微力ではありますががんばって行きます。

 

登米支部 支部長 後藤 一郎

2018/07《埼玉、東京、神奈川、茨城》ワンマッチ交流戦レポート

関連記事:試合結果

2018/07《埼玉、東京、神奈川、茨城》ワンマッチ交流戦レポート

 

7/8(日)、年3回恒例のワンマッチ大会が、岩槻文化公園体育館にて行われました。

今回は10道場(※総本部、浦和、大宮西、御茶ノ水、北本、吉祥寺、草加、日立、横浜北、早稲田)から集まった選手達により、全25試合を実施。

ただでさえ暑い時期なのに(苦笑)、集まった選手と応援の方達の熱気によって、会場は更にヒートアップ。コンディションが心配されましたが、熱中症や大きな怪我等もなく無事終了できて、主催者としては安堵しました。

それでは、以下、講評、雑感、余談etc。

 

【少年部】

・前回初参戦した総本部の少年部から、今回も6名がエントリー。しかし困ったことに、小学校1,2年くらいの小さな子のエントリーが多い。関東圏では、そのくらいの年齢から試合志向でやっている道場というと新宿西支部くらいしかなく、その新宿西支部からは今回は1名のエントリーのみ。結果、ほとんど総本部同士で対戦していただくことに。(泣)

 

・総本部の少年部の稽古は「組手が主体」とのことで、さすがに皆、組手に慣れているというか、鍛えられているというか、、、。学年が低い子でも、スピードとスタミナ(=手数脚数)があって、且つ技術的にもレベルの高い攻防が多かったです。その後に(あまり試合志向の強くない)他支部の子の試合を見ると、こちらの方が上級生で帯上なのに、何となく間延びして見えるほど。(苦笑)

私(渡邉)としては、「小学生までは遊び感覚で良い(と言うかそれくらいの方「が」良い)のでは?!」というのが持論ですが、まぁこの辺の「子供の教育方針」は各人各道場でそれぞれ。お互いがお互いを他者否定せずに共存できればいいなぁ、と思います。

 

・少年部の私的ベストファイトは、亀田瑠輝選手(総本部)vs. 小笠原悠弥選手(大宮西)。結果は延長戦を終えて両者ポイントなし、判定1-2で小笠原選手の勝ちということに。本当にどっちに転んでもおかしくない大接戦でした。両者ともにベストファイター賞受賞。

小笠原君は私の道場所属。先に述べたように、私の道場では「遊び感覚の稽古」が主体。具体的には、ミットを蹴って、馬跳びして、サンドバッグに飛び蹴りして、、、みたいな感じ。そういった稽古の中で、「運動の楽しみを知ってもらう」、「運動の習慣をつけてもらう」、「体力と運動能力が向上して」、そして「必要な時には、ピシッとした態度、返事、挨拶ができる」ことを覚えてくれたらいいなぁ、と。組手は審査前に少しやるくらい。そんな感じ、そんなレベルの稽古で育った小笠原君が、「東京都下・神奈川県大会U13-Aクラス優勝」の亀田君を相手にまわして、互角の攻防を繰り広げてくれたのは、すごく嬉しく、また頼もしかったです。

一方、亀田君サイドから見れば、小笠原君との体格差は、エントリーシートによれば身長で-11cm、体重で-10kg。本来、「少年部の試合は、体重差10kg以上は試合不成立」なんですが、「亀田君なら大丈夫だから、ぜひやらせてほしい」との総本部指導員からの要望により、今回は特別にマッチメイクしたものです。その言葉通りに、11cm、10kgの体格差をものともせずに、互角の戦いを繰り広げた亀田君は「さすがはチャンピオン」と思わせるに十分な奮闘ぶりでした。

 

 

【一般、シニア】

・支部賞があれば、今回は早稲田準支部が受賞したことでしょう。大活躍おめでとう。

ほとんどが学生になってから空道を始めたばかり。経験もまだ少ないだろうけれど、それぞれのレベルで「頑張って稽古しているな」と思わせる闘いぶりを見せ、格上に勝利する子もチラホラ。6人出場して、4人がベストファイター賞受賞の奮闘ぶりでした。皆、早く審査を受けて、帯を上げて、更に上の大会にもチャレンジしてくださいね。

あとは前日に早大準支部設立30周年記念のOB含めた合同稽古会があったそうで、そちらもおめでとうございます。2連荘のイベント、大変お疲れ様でした。(笑)

 

・顔なしフルコンカラテからの転向者の奮闘が目立ちました。具体的には月東選手(草加)と本間選手(御茶ノ水)。どちらも白帯で、まだまだ顔面の攻防に慣れきっておらず、ポイントを奪われ負けてしまいましたが、蹴り返しの技術とそれを支えるしっかりした体幹の強さ、更にはハートの強さは目を引きました。

特に月東選手はまだ25歳と若く、将来の活躍を期待したいところです。

 

・女子の試合も1試合あり。黄帯vs.白帯の試合だったので今回は「基本(=顔面打撃)ルール」でしたが、このまま続けてもらって、将来は空道ルールの試合ができるようになってもらいたいです。

以前から書いているけれど、空道がワールドゲームス、オリンピックへの道を目指すのなら、女性の競技人口増加は必須の課題です。

特に男子は「一般」と「シニア」で分かれているのに、女子には今はまだ「女子」という枠しかないのはちょっとキツイ。もっともっと競技人口を増やしていかないと。

 

・今大会の最高齢の試合は、藤田選手(御茶ノ水、54)vs.大倉選手(大宮西、53)。いくつになっても「ガチ」な「リアルファイト」にチャレンジできる空道は本当に素晴らしいです。

両者ともトリッキーな動き、技が持ち味の選手。互いにバックハンドを狙ったり、ジャンプしてのパンチキックが飛び出したり、、、とユニークな試合展開となりました。最後は体格差(10kg差)にものを言わせて大倉選手がパンチラッシュで押し切りましたが、藤田選手の健闘も光ったいい内容でした。

 

・メインイベントは、近年成長を見せている現役北斗旗選手である高橋選手(横浜北)と、そのシニア離れした実力で 最近では「シニア空道界ではレジェンド的存在(の1人)」になって来た糸永選手(草加)の一戦。

両者とも、裸体のMMAのように「打撃」「テイクダウン」「寝技」を回していく、似たファイトスタイルを持つタイプ。マッチメイクした私(渡邉)自身も「さぁ、どうなるかな?!」とワクワクしましたよ。自分が見たい試合を組むのは、主催者特権ですよね?!(笑)

内容は、予想にたがわぬ好試合。双方が、要所要所で的確なタックルを決め合うも、そこから極めるまでには至らず。最後は的確なパンチをまとめた糸永選手に軍配が上がりましたが、高橋選手の方もワンマッチ交流戦という大会の性格上(?)、「(練習してきた)技へのトライが優先」で、「何が何でも勝つ!」といった風には見えなかった感もありました。次回は北斗旗予選なりで、もっと「ガチ」のファイトが見たいなぁ、、、。糸永さん、ぜひ一般部へのチャレンジを。(笑)

 

 

【余談、全体まとめ】

・従来、空道の試合動画を検索すると、全日本あるいは世界のトップレベルの試合しか引っかからない状況が続いておりまして、、、。特にロシアのやつなんかは、本当にもうバッカバッカと打ち合っていて、「うわ~っ、これはヤバい」とドン引きしそうな内容。(苦笑)

そういうトップクラス、最高レベルの激しいファイトも空道の一面の魅力ではあるから、それはそれでいいのだけれど、同時に空道は「週に1回程度の稽古をコツコツ続けるアマチュアレベル(しかもそれが40、50のおっさん)であっても、安全にガチファイトにトライできますよ」、「そしてその試合レベルもすごく高いんですよ」というのも、もう半面の空道の魅力であって、、、。なのに、あぁいうトップレベルの動画しかネットに載っていないというのは、せっかく空道に興味を持ってくれて動画を見てもらえたのに、「やってみたいけど、これは俺には無理だわ」とあきらめてしまう人が大半じゃないかと、、、。(泣)

で、「あれは、ある意味、営業妨害ですよ」と以前から主張していたのですが、先般の支部長会議で「(ワンマッチのような)交流戦に関しては、総本部の許可を得ずとも、自由にネット上への動画投稿が可」という基本方針が確認できましたので、今回のいくつかの試合を Youtube にアップさせていただきました。「空道 ワンマッチ」で検索を掛ければ引っかかります。

次回以降は、案内文書に「試合参加条件」として、「(原則として)肖像権フリーに同意していただける方」という一文を入れるつもりです。

「同意できないけれど、試合は参加させてほしい」という人には個別対応するつもりです。

 

・今回は全25試合と普段よりも多め。併せて、延長戦にもつれる接戦も多く、見ごたえのある交流戦でした。

が、逆にその分、大会終了後のマススパー交流の時間が少なくなってしまったのが、ちょっと残念でした。まぁ、この辺は裏表でしょうがないのだけれど。

普段なら大会の運営に疲れ切り、「俺の仕事はもう終わり。あとは皆で勝手に(マススパー交流を)楽しんでくれ」という気分になることも多いのですが(苦笑)、今回は疲れた体に鞭打って(?)、頑張って参加させていただきました。

色々な人と手合わせしましたが、特に中村選手(御茶ノ水、2017全日本シニア軽重量級王者)との絡みは、楽しく、且つ勉強になりました。また来てくださいね。マススパーのみならず、試合参加もお待ちしております。

 

・最後になりましたが、改めて、皆様、参加協力ありがとうございました。特に総本部の山崎指導員、岩﨑指導員には、世界大会に向けて一日でも時間が惜しいときであろうに、ありがとうございました。ちょっと話がズレるかもしれないけれど、2人とも審判が上手くなっていましたよ。嬉しく、且つ、頼もしく感じました。

次回の開催は10月末 or 11月頭の予定です。

今現在、ワンマッチに参加されていない支部の方も、希望があれば、渡邉宛にその旨伝えていただければ、ご案内を送らせていただきますので、お気軽にどうぞ。

また選手参加でなくても、審判のご協力も受け付けております。「審判としての経験を積みたい」という方はぜひ。

それでは皆様、今後ともよろしくお願い致します。押忍。

 

 

渡邉慎二 浦和/北本/大宮西支部長

 

2018北斗旗全日本空道体力別選手権 関東予選 及び第65回大道塾関東地区シニア交流大会レポート

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2018北斗旗全日本空道体力別選手権関東予選 及び 第65回大道塾関東地区シニア交流大会 レポート

 

大道塾御茶ノ水支部  支部長 朝岡秀樹

 

3月4日、台東リバーサイドスポーツセンターにて開催された両大会。

シニア交流大会には38名がエントリーし、最高齢は61歳。いかに空道が親しみやすい武道スポーツであるかを感じさせる数字である。近い将来、70歳以上の選手も現れるのだろう。理想をいえば、歳を重ねた者同士の対戦こそ、勢い任せでないスタイル・打たせずに打つ技術・凛とした佇まい……といったものが表現されてほしいところ。現状は、フックの乱打戦が繰り広げられることが多い。この一因となっているのは、試合時間の短さではないか? 「高齢者は体力がないだろうから」と試合時間を短くすればするほど、防具で顔面が覆われているのをいいことに、やったもん勝ちの戦法をとるようになる。これは女子の試合にかんしても思うことだが、試合時間を一般男子と同様にすることはできないだろうか? あるいは、それが無理なら、両者が互いに相手の攻撃を顔面に被弾しながら打ち合い続けている場合「両者、一本負け(失格)」としてはどうか? 柔道でも最新のルール改正で両者失格の裁定が下されるようになった。「もしNHGがなかったら、あなたの顔は腫れあがっているのであって、その顔で社会や家族のもとに帰ったのでは勝利とはいえない」ということだ。

 

全日本予選に関しては、各カテゴリーの短評を以下に。

<女子220以下>大倉萌が打撃でも寝技でも効果ポイントを奪うテクニシャンぶりを発揮し、3勝で優勝。最近の全日本・国際大会では取りこぼしが多いだけに、さらなる安定感を求めたい。元全日本王者・岡裕美が久々の復帰を果たしたが、3戦3敗。これは、若い世代の成長を裏付ける結果といってもよいだろう。

<女子220超>柔道でキャリアを積み、空道の競技に挑みはじめて1年余りの内藤雅子が、元全日本王者・吉倉千秋らを下し、優勝。フィジカルも強く、稽古量も豊富とのことなので、全日本で、大谷・今野といったトップ選手にどこまで食い下がれるか、楽しみだ。

<男子230以下>前回世界選手権ベスト4の末廣智明が準決勝で木村真拓に勝利するも決勝を棄権。代わりに決勝進出した木村から漆館宗太がパンチによる効果ポイント2つを奪い、優勝を果たした。漆館は14年のキャリアを持ちながら、これまで上位進出を果たしたことのなかった選手だが、今大会では、ジュニアで活躍した19歳のホープ・菊地逸斗からアキレス腱固めで一本を奪っての決勝進出。決勝で下した木村は、かつて裸絞めで秒殺されたこともある相手だっただけに、大きなブレイクスルーを果たしたといえよう。

<男子240以下>本来230以下の選手である谷井翔太が階級を上げて参戦。準決勝では服部晶洸から右パンチによる効果ポイントを奪い、決勝では神代雄太に競り勝ち、優勝。仕事(消防士)のスケジュール上、5月の全日本本戦に出場できないとのことだが、アジア王者となり、上の階級のトップ選手に連勝したとなれば、-230クラスでの世界選手権日本代表選考には残るであろうと思われる。

<男子250以下>ジュニア出身で、並行して柔道経験も十分にある渡邉憲正が寝技で2つの一本勝ちを奪って五角形リーグ戦を制し、決勝進出。決勝では日本拳法出身の望月將喜を相手に攻勢をキープし、優勝。ジュニアから一般カテゴリ―に、昨年から昇格したばかりだが、アジア選手権にも出場しているので、5月の全日本の結果次第では世界選考に滑り込む可能性も出てきた。

<男子260以下>押木英慶が独走。立ち技における打撃のキレ、寝技での効果ポイントの獲得など、より完成度は高まっているように思われる。

<男子260超>岩﨑大河が2試合とも圧勝したが、五十嵐健史が元全日本王者・キーナン・マイクからパンチで効果を奪って勝利し、その五十嵐を19歳の松岡陽太が寝技で下すなど、新人の台頭も目についた。

 

リポートは以上にて。最後に毎回の地区予選で気になっている点を。選手が裸足で試合会場(柔道場)から廊下に出てアップ等を行い、そのまま試合場に戻ってくる場面をよくみかけるが、土足で歩くゾーンに素足で出たうえで、足の裏の汚れを拭き取ることもなくそのまま畳の上に上がるというのは武道として好ましくないように感じている。礼儀に関して、試合場における定められた礼法ばかり注視されるが、定められていない部分での心遣いにこそ、礼儀が求められるのではないか?

※今大会を支えてくださいました役員、審判員、ボランティアスタッフの皆様に感謝申し上げレポートの締めくくりといたします。お疲れさまでした!

2018/04《埼玉、東京、宮城、茨城、栃木》ワンマッチ交流戦レポート

関連記事:試合結果

2018/04《埼玉、東京、宮城、茨城、栃木》ワンマッチ交流戦レポート

桜舞い散る岩槻文化公園にて、年3回恒例のワンマッチ交流戦が行われました。

今回は、13道場から集まって来た選手達による、全18試合。「これに向けて、皆、頑張って稽古して来たんだなぁ」と思わせる好試合が続きました。

主催者としては、毎度のことながら、大きな怪我人が出なかったことが、まず一番何よりほっとできる事ですね。

それでは思いつくままに全体評から。

・新宿西支部が初参戦。新宿西は小さい子が多いので、対戦相手が組めそうもないと思い、可能性がありそうな総本部と直に連絡を取っていただき、結果、総本部の少年部としても初参戦という形になりました。

その総本部から参戦してくれた子が4歳。新宿西からのエントリーは5歳。大宮西からは6歳で、この辺は全員がワンマッチ史上最年少の参加者。

もともと(公式戦と比較して)緩いムードで行われているワンマッチですが、大人の試合はやはりそれなりに緊張感が漂うものです。しかしこの辺りの年齢の子どもの試合は微笑ましいというか、ほのぼのしているというか、、、会場中をほんわりした雰囲気にさせていました。

・新宿西支部を率いる金子支部長は、第1回世界大会の日本代表選手。総本部の子どもたちを引率してきたのは清水指導員、岩﨑指導員の現役全日本王者2名。ついでにいうと観戦応援についてきた古館君も全日本Jr王者。

後はご存知、いつも審判団を取りまとめてくれている草加の能登谷支部長、それから吉祥寺の飯村支部長は現日本代表コーチ。

何か「新旧レジェンド大集合!」といった風で、傍から見たら「これは物凄いレベル、規模の大会なんだろうか???」と錯覚しそうなくらい豪華な顔ぶれが勢ぞろいでした。

・今回も遠く宮城県からの参戦者が。いつも参加呼びかけ、引率をしていただく佐藤師範代(仙台中央)、ありがとうございます。

その東北チームは4人で5戦4勝。そして3人がベストファイター賞受賞。さすが、遠いところをわざわざ時間とお金を掛けて参戦してくるだけあって、皆、気合の入った素晴らしいファイトを見せてくれました。

そして、以下目立った試合、選手を厳選して。

・関川(日立)vs.田沼(北本)

関川選手からの指名で実現したこの試合。両者は以前にワンマッチで対戦していて、田沼選手が勝利しています。

今回は自らが望んだだけあって、対策はバッチリ。明確なポイントこそ奪えなかったものの、見事に「恩返し」を実現。素晴らしいファイト内容でした。もう一戦も勝利し、関川選手はベストファイター賞をW受賞(吉祥寺支部賞&日立支部(*)賞)。おめでとう!

(*)通常「自支部の生徒には出さない」のが不文律のベストファイター賞ですが、「それを捻じ曲げてでもあげたい」と青木支部長がしたくらいの素晴らしい内容でした。

某SNSに今回の顛末が本人の手で書かれています。アカウントをお持ちの方はぜひご一読ください。青木支部長のコメントも含めて、ちょっと感動的ですよ。

・飛田(日立)vs.寺門(草加)

キック1年、空道無級の飛田選手(26)と、全日本シニア2位の寺門選手(46)の試合。

前に出る飛田選手に対し、寺門選手の遠間からの強くて速いジャブが、ことごとくヒット。グローブならどこかに引っかかりそうなバンチでも、拳サポの小さな拳はガードをすり抜けてしまいます。しかし飛田選手は全く動ぜす、怯まず前へ。しかもやみくもに前に出る特攻戦術ではなく、(上手くいってはいないとは言え)ちゃんとディフェンスに気を配り、間合いを探りながら、前へプレッシャーを掛けに行っています。

最終結果は、さすがにキャリア差を発揮した寺門選手の「効果2優勢勝ち」となりましたが、飛田選手の堂々たる試合ぶりも、私(渡邉)には、かなり印象に残った試合でした。

・藤田(御茶ノ水)vs.糸井(総本部)

54歳と62歳の対決。いくつになってもガチで闘える空道は素晴らしい!

試合は体格に勝る糸井選手が遠い間合いを支配するも、決定打なく、判定は引分け。惜しい! 初勝利までもうちょっとでした。前に出てくる藤田選手に対して見事な巴投げを決めかけたのが、この試合のハイライトでしたね。

一方の藤田選手は元大宮西の生徒。諸事情あってずっと休会が続いていたんですが、この度、心機一転、御茶ノ水支部に移籍して稽古を再開したばかり。今回、久しぶりに元気な顔が見れて、個人的にとても嬉しかったです。またこれからも頑張って下さい。

・山田(仙台中央)vs.小林(大宮西)

空道無級なれどフルコンカラテ、ボクシング、ムエタイ、柔術等、様々なキャリアを積んでいる仙台中央支部期待のニューカマー=山田選手と、最近メキメキ実力をつけてきている小林選手の対戦は、予想通りの好試合に。

結果は僅差判定で小林選手が勝利したものの、内容を評価され、両者ともにベストファイター賞を受賞。

・小野(塩釜)vs.長江(大宮西)

前回世界大会でJrの日本代表選手として出場した小野選手が一般に上がって、-230東北予選チャンピオンとなり、今回は「もっと経験を積みたい」とワンマッチに初参戦。 対する長江選手はトーナメントの出場経験はないものの実力は確かな選手。私(渡邉)も主催者として自信をもってマッチメイクさせていただきました。

若さとスピード感あふれる小野選手の攻撃に対し、体格を利した(身体指数229:237)重い打撃で反撃する長江選手。両者の激闘は2分2Rを終わって両者ポイントなし。小野選手の手数か?! 長江選手の重さか?! 審判泣かせの判定は2-1で小野選手に凱歌があがりました。

小野選手はベストファイター賞受賞。 長江選手は、、、申し訳ない、私(渡邉)の生徒じゃなければ私から出してあげたかった。それくらい良い内容でした。

・佐藤(仙台中央)vs.平田(浦和)

全日本シニア四冠の佐藤選手と全日本シニア2位の平田選手の対戦。

序盤重いパンチを武器にプレッシャーを掛けて優位に進めていた平田選手ですが、佐藤選手の寝技に捕まり、逆転負け。

一方の佐藤選手、今大会唯一の一本勝ち(腕ひしぎ十字固め)をメインイベントのここで決めるとは、さすがシニアの絶対王者。千両役者っぷりが際立っていました。もちろんベストファイター賞受賞。

今回は計18試合、しかもJrの試合も多かったので十分な余裕をもって全試合を終えることができたので、大会後恒例のスパー祭りも今回は存分に行えました。「これを楽しみに毎回参加、応援に来ています」と言ってくれる人も多い、ある意味、ワンマッチ交流戦のメインイベントですね。私(渡邉)も久しぶりに参加して、普段できない他支部の若手を中心に捕まえて頑張りました。

最後になってしまいましたが、参加協力いただけた各道場の皆様に感謝申し上げます。いつもありがとうございます。次回開催は7月初旬の予定です。またよろしくお願い致します。押忍。

以上