東孝の格闘空手 空手リアルアーツシリーズ ⑩ VOL.3

この連載は『月刊空手道』(福昌堂発行)1985年7月号に収録されたものです。肩書は掲載当時のものです

解説・指導 大道塾代表・東孝 ●協カ 長田賢一 

空手道リアル・アーツシリーズ10

21世紀の空手!

格闘空手の総帥・東孝が公開する

超実戦空手のスーパーテクニック講座第10

格闘コンビネーション第四章

第四章 回し蹴りからの連繋 3

左回し蹴りによる仕掛け

格闘COMBINATION31
右下段蹴り

分解
下段蹴りから一瞬で極めるためには、思い切ったアッパー、頭突きが必要!

 この場合も 30の右下段蹴り→右ストレートと同様のタイミングで技を仕掛ける。ただ右下段蹴りを出した瞬間、相手の反撃が小さいと読んだなら、一発KOを狙って思い切った技を出すのも一考である。この場合、相手が顔を引いている場合は左アッパー、相手が向ってきた場合は意表をついた頭突きが有効である。

 頭突きは回転打ちと同じで、いわば奇策であり慣れれば何ということのない技だが、一連の攻防ではあまり意識されない技であるため、普通の人間は防御の条件反射がなく、まともにもらってしまいやすい。頭は体の三○%の体重を持つともいわれ、これをダイレクトに鼻柱やアゴに入れられれば大きなダメージになる。
(注意参照)
 頭突きを出す場合はフックなどで相手のガードを外に向けておくことと、自分の顔を右回転させておき、戻す左回転の動作で入れた方がより強力である。これで極まらなければショートレンジから有効な左膝蹴り(金的蹴り)→右肘打ちでトドメをさす。