春の温かさも本格化してきた4/21(日)、岩槻文化公園柔道場にて、年三回恒例のワンマッチ交流戦が行われました。
今回は9道場(総本部、新宿西、草加、日立、東京北、御茶ノ水、横浜北、大宮西、北本)から集まった選手により、全24試合が実施されました。
トピックスとしては、今回初めて東京北支部の方から参戦者がありました。今後の継続参戦を期待しております。
試合内容としては、これは複数の支部長が指摘していたことですが、決してレベルが低かったわけではないのですが、「印象に残る試合が少なかった」というのが実感です。
皆、打撃もできる、組みもできる、寝技もできる。穴はないのだけれど、同時にその中で何か突出するものもない、、、そんなイメージでしょうか?!
空道を単なる「スポーツ競技」、「Combat Sports」の一つとして、その競技内での勝利への効率化を目指すと、皆似たり寄ったりのスタイルになりがちです。
でもそうではなくて空道を武道としてとらえるならば、「武道」は英語で「Martial Arts」、つまりアート、芸術です。そして芸術であれば、もっとも大切なものは「当人の感性」ではないかと私は思います。
最も自由度が高いこの空道という武道競技の中で何を表現したいのか?! 「俺は殴って勝ちたい」、「蹴って勝ちたい」、「極めて勝ちたい」、、、そういった感性、こだわり、個性が透けて見える闘いぶりが見られたら更に良かったかな、と思います。
今後の各選手の更なる成長を期待しております。押忍。
渡邉慎二@浦和/北本/大宮西支部長
試合結果